OBSで動画を繋げてループ再生を表示できるか

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はい、OBS Studioで複数の動画を繋げてループ再生を表示することは可能です。ただし、OBSの標準機能だけでは単一動画のループが簡単ですが、複数の動画を直接繋げるには追加の設定(VLCプラグインや外部ツール)が必要です。以下に主な方法をステップバイステップで説明します。基本的に、配信や録画画面でこれらを設定して表示できます。方法1: VLC Videoソースを使ってプレイリストで繋げてループ(推奨: 簡単でOBS内完結)VLC Videoソースは、複数の動画をプレイリストとして順番に再生し、ループ可能です。VLCメディアプレーヤーのインストールが必要です(OBS 64bit版には64bit VLCを)。

  1. VLCをインストール: VLC公式サイトからダウンロード・インストール。
  2. OBSでソース追加:
    • シーンに右クリック → 「ソース」 → 「+」 → 「VLC Video Source」を選択。
    • 名前を入力(例: 「動画ループ」) → OK。
  3. プレイリスト設定:
    • 「プレイリスト」タブで「+」をクリックし、動画ファイルを複数追加(順番に再生されます)。
    • 「Loop playlist」にチェックを入れる(終了後に最初からループ)。
    • オプション: 「Shuffle playlist」でランダム再生も可能。
  4. 再生開始: プレビューで確認。再生終了時に「Show nothing when playback ends」をオフにすると、ループがスムーズ。

制限: 動画形式がVLC対応(MP4など)。ハードウェアデコードが効かない場合あり。

obsproject.com方法2: Advanced Scene Switcherプラグインでシーンを自動ループ(複数の動画を個別シーンで管理)プラグインを使って、動画ごとにシーンを作成し、自動で切り替えてループ。複雑なタイミング制御が可能。

  1. プラグインインストール:
    • OBSフォーラムからダウンロード(Windows/Mac/Linux対応、OBS 31.1.1以上)。
    • インストーラー実行 → OBS再起動。 obsproject.com
  2. シーン作成:
    • 各動画ごとにシーンを作成(例: シーン1に動画Aのメディアソース、シーン2に動画B)。
    • メディアソースは「Loop」オフでOK(シーンスイッチで制御)。
  3. マクロ設定:
    • OBSメニュー → 「ツール」 → 「Advanced Scene Switcher」。
    • 新しいマクロ作成 → 条件: 「タイマー」(例: 動画長の秒数)または「メディア状態」(再生終了時)。
    • アクション: 「シーケンス」または「シーン切り替え」で動画順を指定(例: シーン1 → シーン2 → シーン1…)。
    • マクロを有効化 → ループ実行。

制限: 初回設定が少し複雑。GitHub Wikiで詳細ガイドあり。

obsproject.com方法3: 外部ツールで動画を結合してからOBSでループ(最もシンプル)OBS外で1つの長い動画に繋げてからループ。

  1. 結合ツール: 無料のDaVinci ResolveやShotcutで動画をエクスポート(順番に並べて出力)。
  2. OBSで追加: メディアソース → 結合動画を選択 → 「Loop」にチェック。
  3. 再生: 自動ループ。

利点: OBSの負荷が低い。欠点: 編集が必要。注意点

  • パフォーマンス: 長時間ループ時はCPU/GPU負荷を確認。動画解像度を配信に合わせる。
  • トラブルシュート: 動画が映らない場合、ファイルパスを確認(日本語パスは避ける)やVLC再インストール。
  • 2025年最新: OBS 31.x以降で安定。アップデートを確認してください。

これでストリーミング画面にループ動画を表示できます! 具体的なエラーやOS(Windows/Mac)があれば、詳しくアドバイスします。

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