マイクスタンドにマイクが付けられない場合、以下の原因が考えられます。主にネジ規格の不一致や関連する問題を中心に、原因と解決策を簡潔に解説します。

ようやく頼んでいたマイクスタンドが到着したつぼ。
快適なゲーム実況ができるつぼ。にんまり。
さっそくセッティングするつぼ!
マイクスタンドにマイクが付けられない

はりゃ!?
これは一体どうやって付けるんでしょうか?
ちなみにぺろちゃんの使っているマイクは「HyperX QuadCast」です。

う~ん。
部品をとっかえひっかえしても無理です。
どう考えても↓ここの接続パーツがありません。

仕方ないのでパーツを探します。
まずはメルカリで「マイクスタンド」「接続」「HyperX」などで検索。
すると、見つかりました。

画像はメルカリより引用
!?
2,777円、、、4,897円、、、冗談でしょ?
しかも売れている。
気を取り直して楽天市場で検索。
「マイクスタンド」「マウントアダプタ」ですんなりヒット。

画像は楽天市場より引用
!?
6,280円、、、上がっとるやないかいっ!
もうダメだ。
最後の望みを託してAmazonで検索。

画像はAmazonより引用
おおっ!
安くはないが、ここまでの過程を考えると納得してしまう。
こちらを購入することにします。

画像はAmazonより引用
そうそう。
この部品がないのよ。
たしかマイクスタンド自体は3,000円位だったはず。
この部品一つに6,000円とか、、、(自重します)!!!
さて購入を決めては良いもののもう一つよく分からないことが出てきました。

画像はAmazonより引用
マイクアーム規格が「3/8」「5/8」のどちらか?を必ずご確認くださいとのこと。
さっぱり分かりません。調べてみましょう。
マイクネジ規格
マイクネジ規格の概要マイクスタンドとマイクホルダー(またはマイククリップ)の接続部はネジ形状になっており、ネジのサイズやピッチ(ネジ山の間隔)が異なる規格が存在します。主な規格として「3/8インチ」と「5/8インチ」が一般的で、以下のように通称で呼ばれることがあります:
- 3/8インチ: 「AKG規格」とも呼ばれる(直径約9.525mm)。
- 5/8インチ: 「SHURE規格」とも呼ばれる(直径約15.875mm)。
これらの規格は、マイクスタンドやホルダーのメーカーによって採用されているものが異なり、互換性の問題が生じることがあるようです。

おそらく↑これのことでしょう。

1㎝ないくらいですので
こちらが3/8インチ(直径約9.525mm)かと思われます。

こちらが1.5cm程度ですので
5/8インチ(直径約15.875mm)かと思われます。
私の購入したマイクスタンドは
変換(3/8⇔5/8)コネクタがついていたので5/8インチで購入してみます。
また部品が到着したら記事を追加しようと思います。
皆様もマイクスタンドを購入する際には付属部品をよく確認することをお勧めします。
他にもマイクスタンドにマイクがつけられない事例を挙げていきます。
参考になれば幸いです。
1. ネジ規格の不一致原因
マイクスタンドとマイクホルダー(またはマイククリップ)のネジ径やピッチが異なる。
- マイクスタンドのネジ規格は主に3/8インチ(AKG規格)または5/8インチ(SHURE規格)。マイクホルダーのネジ規格がこれと一致しない場合、取り付けられない。
- 例: スタンドが3/8インチ、ホルダーが5/8インチだと直接接続不可。
- まれに、5/16インチ(JIS規格)や1/4インチ(カメラ三脚用)など、特殊な規格が原因の場合も。
解決策:
- 変換ネジ(アダプター)を使用: 3/8インチ→5/8インチや5/8インチ→3/8インチの変換ネジを購入。例: K&M 217(約110円)、TOMOCA TP3858S(約385円)。
- 確認方法: スタンドとホルダーのネジ径(3/8インチ=約9.5mm、5/8インチ=約15.9mm)とオス/メスの形状を確認。
- 購入先: Amazon、ヨドバシカメラ、サウンドハウスで変換ネジを入手可能。
2. ネジピッチの違い原因
同じネジ径(例: 5/8インチ)でも、ネジピッチ(TPI: 1インチあたりのネジ山の数)が異なる。
- 5/8インチの場合、標準は27TPIだが、11TPIや18TPIのピッチが存在する場合がある(例: 一部のレーザー墨出し器用スタンド)。
- ピッチが合わないとネジが締まらない、または途中で引っかかる。
解決策:
- スタンドとホルダーのピッチを確認(製品マニュアルやメーカーに問い合わせ)。
- 適切なピッチの変換ネジを購入。ピッチが不明な場合は、27TPI対応のアダプターをまず試す。
- プロ向けブランド(K&M、SHUREなど)の変換ネジはピッチが標準化されていることが多い。
3. マイクホルダーが付属していない原因
マイクスタンドにマイクホルダー(クリップ)が付属しておらず、マイクを直接取り付けられない。
- マイクスタンドは通常、マイクを固定するためのホルダーが別売りである場合が多い。
- 一部のマイク(例: SHURE SM58など)はホルダーが付属しているが、マイク単体購入の場合は別途必要。
解決策:
- マイクホルダーを別途購入。例: SHURE A25D(SM58用)、Audio-Technica AT8439など。
- マイクの直径に合ったホルダーを選ぶ(例: コンデンサーマイクは径が大きい場合がある)。
- ホルダーのネジ規格がスタンドと合うか確認(3/8インチまたは5/8インチ)。
4. ネジの破損や不良原因
スタンドやホルダーのネジ部分が破損、摩耗、または製造不良で正しく噛み合わない。
- 無理に締めようとした結果、ネジ山が潰れている場合も。
解決策:
- ネジ部分を目視で確認。潰れている場合は、スタンドやホルダーの交換が必要。
- 購入店やメーカーに連絡し、不良品の交換を依頼。
- 安価なスタンド(例: 100均やノーブランド)はネジの精度が低い場合があるので、K&MやClassic Proなど信頼できるブランドを選ぶ。
5. マイクスタンドの種類が不適切原因
購入したスタンドがマイク用でない、または用途に合っていない。
- 例: カメラ三脚(1/4インチ)や照明スタンド(特殊ネジ)をマイクスタンドと誤認。
- 卓上スタンドやブームスタンドの構造がマイクの重量や形状に適していない場合も。
解決策:
- スタンドがマイク用であるか確認(製品説明やパッケージに「マイクスタンド」と記載されているか)。
- カメラ三脚の場合、1/4インチ→5/8インチまたは3/8インチの変換アダプターを使用。
- マイクの重量や用途(例: ボーカル、楽器、放送)に合ったスタンドを選ぶ。
6. その他の原因
- マイクの特殊なマウント: 一部のマイク(例: RODE NT1-Aなど)は専用のショックマウントや特殊なホルダーが必要で、標準のホルダーでは取り付けられない。
- 解決策: マイクのマニュアルを確認し、専用ホルダーやマウントを購入。
- 取り付け方法の誤り: ホルダーの向きや角度が正しくない、またはネジを十分に締めていない。
- 解決策: ホルダーを正しい向きで取り付け、ネジを適切に締める。締めすぎに注意(ネジ山を潰すリスク)。
- 地域による規格の違い: 日本(JIS規格)、欧州(3/8インチ)、米国(5/8インチ)の規格が混在している場合。
- 解決策: 変換ネジで対応するか、スタンドとホルダーを同一地域の規格で揃える。
トラブルシューティングの手順
- 規格の確認:
- スタンドのネジ径(3/8インチ、5/8インチなど)とオス/メスをチェック。
- ホルダーまたはマイクのネジ規格を確認(マイクのマニュアルやメーカーのウェブサイト)。
- 変換ネジの使用:
- 必要な変換ネジ(例: 3/8→5/8インチ)を購入。Amazonやサウンドハウスで入手可能。
- ホルダーの確認:
- ホルダーが付属しているか、マイクに適合しているか確認。
- メーカーに問い合わせ:
- 規格やピッチが不明な場合、スタンドやマイクのメーカーに直接問い合わせ。
- 交換や返品:
- 不良や規格違いが原因の場合、購入店で交換・返品を検討。
具体例
- 例: K&Mのマイクスタンド(3/8インチ)にSHURE SM58(5/8インチホルダー)を付けたい場合、K&M 217(3/8→5/8インチ変換ネジ)を使用。
- おすすめブランド:
- スタンド: K&M、Classic Pro、TAMA(信頼性と規格の明確さ)。
- 変換ネジ: K&M 216/217、TOMOCA TP3858S、Audio-Technica AT8423。
- ホルダー: SHURE A25D、RODE PSM1(コンデンサーマイク用)。
今回はマイクスタンド買ったのにマイクが付けられないときの対処法についてご紹介しました。
ここまでご覧いただきましてありがとうございました。