【米国株の配当金】円で受け取ると再投資でどれくらいの損になるか計算してみた

米国株の配当金を円で受け取り、再投資する際に1米ドルあたり25銭（0.25円）の手数料がかかる場合の損失を計算するには、以下の要素を考慮する必要があります。質問に具体的な金額や為替レートが記載されていないため、一般的な計算手順と仮定を用いて説明します。

計算手順

配当金の受取手数料：
- 配当金を受け取る際、1米ドルあたり0.25円の手数料がかかる。
- 例えば、配当金がDドルだとすると、受取手数料はD × 0.25円。
再投資時の手数料：
- 再投資時にも1米ドルあたり0.25円の手数料がかかる。
- 配当金を再投資する際、円をドルに換算して投資するため、投資額（ドル換算）に対して再び0.25円の手数料が発生。
- 配当金Dドルを再投資する場合、為替レートをR円/ドルとすると、円での配当金はD × R円。これを再投資する際のドル額は、為替レートと手数料を考慮して計算。
総損失：
- 受取手数料：D × 0.25円
- 再投資手数料：再投資額（ドル）× 0.25円
- 総損失はこれらの合計。

仮に以下を想定：

ステップ1：受取手数料

ステップ2：円での配当金

ステップ3：再投資時のドル額

ステップ4：総損失

配当金をDドル、為替レートをR円/ドルとすると：

受取手数料：D × 0.25円
再投資時のドル額：(D × R – D × 0.25) ÷ R = D – (D × 0.25 / R)
再投資手数料：(D – (D × 0.25 / R)) × 0.25円
総損失：D \times 0.25 + \left(D - \frac{D \times 0.25}{R}\right) \times 0.25これを整理すると：総損失 = D \times 0.25 + D \times 0.25 - \frac{D \times 0.25 \times 0.25}{R}= D \times 0.5 - \frac{D \times 0.0625}{R}

仮定の例では、100ドルの配当金に対し、約49.96円の損失が発生。この損失は配当金額と為替レートに依存します。配当金額が大きいほど、損失の絶対額も増加しますが、為替レートが高い（円安）場合、再投資手数料の影響がやや小さくなります。

米国株の配当金を円で受け取り、再投資する際に、1米ドルあたり25銭（0.25円）の手数料がかかる場合の損失を、配当金1000ドルおよび10000ドルのケースで計算します。前回の回答で使用した為替レート（1ドル = 150円）を引き続き仮定し、以下の手順で計算します。

計算式（前回導出）

D = 1000, R = 150
受取手数料：1000 \times 0.25 = 250円
円での配当金（手数料差し引き後）：1000 \times 150 - 250 = 150,000 - 250 = 149,750円
再投資時のドル額：149,750 \div 150 = 998.333\ldotsドル
再投資手数料：998.333 \times 0.25 \approx 249.583円
総損失：250 + 249.583 \approx 499.583円
または、総損失の式を使用：総損失 = 1000 \times 0.5 - \frac{1000 \times 0.0625}{150}= 500 - \frac{62.5}{150} = 500 - 0.416666\ldots \approx 499.583円

結果：配当金1000ドルの場合、損失は約499.58円。

D = 10000, R = 150
受取手数料：10000 \times 0.25 = 2500円
円での配当金（手数料差し引き後）：10000 \times 150 - 2500 = 1,500,000 - 2500 = 1,497,500円
再投資時のドル額：1,497,500 \div 150 = 9983.333\ldotsドル
再投資手数料：9983.333 \times 0.25 \approx 2495.833円
総損失：2500 + 2495.833 \approx 4995.833円
または、総損失の式を使用：総損失 = 10000 \times 0.5 - \frac{10000 \times 0.0625}{150}= 5000 - \frac{625}{150} = 5000 - 4.16666\ldots \approx 4995.833円

結果：配当金10000ドルの場合、損失は約4995.83円。

まとめ